延命治療や延命措置を希望しますか?

エンディングノートの書き方講座

エンディングノートの役割とその書き方と管理方法

病気になった際に延命措置を望む?望まない?

エンディングノートは自分に万が一のことがあったときに、残された家族に自分の意思や自分しか知らないけれど家族に知っておいてほしいことを伝えるためのものです。従って、記載する内容も自分史であったり、自分の資産内容であったり、介護や延命に関する希望であったり、葬式やお墓や供養についてだったり、家族へのメッセージだったりするわけです。
どれも重要な事柄ですが、生きているうちに重篤な病気で意思疎通ができなくなった場合に、介護や延命治療をどうするのかを明確に伝えることは、自分のとっても重要事項ですし、家族にとっても精神的負担を軽減するために大切なことです。
例えば、自分が末期がんと診断され、回復の見込みがないまま昏睡状態に陥ったときに延命治療を希望するのか?あるいは自分が脳死状態になったときに、延命措置を希望するのか?
はっきりとその希望の有無を表明しておけば、家族はその意思を尊重してくれるはずですが、何の意思表示も残されていなければ、その判断をどうするのか、家族が苦しむことになります。仮に延命治療を希望しなくても、家族が苦悩することに変わりありませんが、最終的には本人の意思表示があるからという救いが残されます。
自分のためにも、家族のためにも延命治療や尊厳死についての考えをエンディングノートに書き残しておきましょう。
同様に、自分の死後に献体をすることの意思表示や、脳死状態のときに臓器提供を希望するかしないかの意思表示をしておくことも、残された家族にとって精神的負担の軽減となります。

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  • エンディングノートと遺言書との違いは?

    自分の死後に家族が判断に困るであろうことを意思表示するエンディングノートですが、遺言書との違いは何でしょうか?
    遺言書は、基本的に自分に万が一のことがあった時に自分の財産をどう処分するのか、誰にいくら相続させたいのか等資産に関する意思表示を書き遺しておくものです。その大きな特徴は、遺言書は法的な根拠があって死後にその法的効力を発揮することです。

  • ありがとうの気持ちを伝えるためのエンディングノート

    エンディングノートのメリットは、自分にもしものことがあったときに残された家族の混乱や負担を軽減することですが、同時に、自分が健康なうちは日常生活の備忘録としても使えることです。そこに取引銀行の支店や加入している生命保険や疾病保険などの会社と満期日などを記載しておくと自分のみならず、重病になったときに家族に確認をしてもらうことができます。

  • 介護が必要になった際の希望

    エンディングノートは、自分がこの世を去った時に家族に自分の意思を伝えることがメインの目的ですが、生存中でも、自分の意思を伝えるのが困難な状況になったときを想定して自分の考えを書いておくと、家族の判断の指針となります。
    介護についての希望もできるだけ詳細に書いておくと、家族や介護をする人が、本人の希望に沿った介護を実現できるように配慮をしてくれる可能性が高くなります。

  • エンディングノートを書いている事を伝えておく

    エンディングノートは書いていることを家族に伝えておくことがポイントです。
    せっかくいろいろな思いを書いても、家族に読まれなければ、何の意味もないからです。
    書いていることを伝えたときには、どの辺りに保管しているかも伝えましょう。万が一のときに少し探せば見つかることが基本です。事前に読まれることが心配な場合は、「書きかけだから読まないで」等と伝えれば、家族ならば盗み見はしないはずです。

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