自分史を記す

エンディングノートの書き方講座

エンディングノートの役割とその書き方と管理方法

自分史としてエンディングノートを記す

エンディングノートに記載する項目のひとつに自分史があります。
家族に自分の生い立ちと現在までの半生を時系列的に伝える機会はなかなかありません。
エンディングノートに自分史を書くことによって、自分の子にそのルーツを教えることもできます。
ただし、エンディングノートに詳細な自分史を書くにはページに限りがあります。
詳細な自分史の要約版として、あるいは自分概略史という位置づけで書いてみましょう。
といっても、いきなり書き始められるものでもありません。
まずは、自分の年表を作るところからスタートします。
生まれた年から現在までを一年毎の刻みを入れた表を用意します。
その表の生まれた年のところ生年月日と生まれた場所を記入します。次に、小・中学校に入学の年のところに、学校名を記入します。その後、高校や大学、入社、結婚、第一子誕生など、トピックのある年を埋めていきます。
ある程度、埋めたら、その表の空白部分を埋める事柄を思い出してみます。そのためには、余白部分に各年に起こった社会の出来事などを記入していきます。その出来事が触媒となって、記憶が蘇ってくるはずです。思い出したことを該当する年のところに記入します。この繰り返しで、簡易年表を作り上げていきます。
これを参考にエンディングノートに自分史要約版を記入します。
これとは別に簡易年表の記入事項の裏付けとなる資料を集めていきます。たとえば、戸籍謄本であったり、小学校の時の通信簿だったり、卒業証書だったり、可能な限り資料を集めます。
この集まった資料をもとに年表を補完していきます。
これらの作業を通じて、エンディングノートとは別に本格的な自分史を作成していきましょう。自分の人生を振り返ることによって、新たな人生の目標が見えてくるはずです。

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