エンディングノートと遺言書の違い

エンディングノートの書き方講座

エンディングノートの役割とその書き方と管理方法

エンディングノートと遺言書との違いは?

自分に万が一のことがあった場合、残された家族に自分の思いを伝えるのがエンディングノートの役割です。自分の死後に家族が判断に困るであろうことを意思表示するエンディングノートですが、遺言書との違いは何でしょうか?
遺言書は、基本的に自分に万が一のことがあった時に自分の財産をどう処分するのか、誰にいくら相続させたいのか等資産に関する意思表示を書き遺しておくものです。その大きな特徴は、遺言書は法的な根拠があって死後にその法的効力を発揮することです。
一方のエンディングノートには、財産についてはいくら細かく相続方法を記載しても法律的に効力はありません。
その代り、遺言書と違って、形式や記載方法にとらわれることなく、自分の考えをありのままに書くことができます。
特に、普通は遺言書に残すことのない自分の葬儀の形式やその後の供養の方法だったり、あるいは脳死状態になったときに自分はどのようにしてほしいのか、などを書くことができます。
また、遺言書は法的効力を持たせるためには、公正証書にしたり、あるいは法律家にサポートしてもらう必要があるため、費用がかかるのに対し、エンディングノートは特に書式はありませんが、「エンディングノート」として市販されているものがありますので、それを買ってもいいでしょう。価格も1000円程度ですので、それほど負担にはなりません。
費用のことは別にしても、遺言書で財産のことを明確にして、エンディングノートで万が一の時に自分の意思を伝える手段にするという使い方が有効かもしれません。

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  • ありがとうの気持ちを伝えるためのエンディングノート

    エンディングノートのメリットは、自分にもしものことがあったときに残された家族の混乱や負担を軽減することですが、同時に、自分が健康なうちは日常生活の備忘録としても使えることです。そこに取引銀行の支店や加入している生命保険や疾病保険などの会社と満期日などを記載しておくと自分のみならず、重病になったときに家族に確認をしてもらうことができます。

  • 介護が必要になった際の希望

    エンディングノートは、自分がこの世を去った時に家族に自分の意思を伝えることがメインの目的ですが、生存中でも、自分の意思を伝えるのが困難な状況になったときを想定して自分の考えを書いておくと、家族の判断の指針となります。
    介護についての希望もできるだけ詳細に書いておくと、家族や介護をする人が、本人の希望に沿った介護を実現できるように配慮をしてくれる可能性が高くなります。

  • エンディングノートを書いている事を伝えておく

    エンディングノートは書いていることを家族に伝えておくことがポイントです。
    せっかくいろいろな思いを書いても、家族に読まれなければ、何の意味もないからです。
    書いていることを伝えたときには、どの辺りに保管しているかも伝えましょう。万が一のときに少し探せば見つかることが基本です。事前に読まれることが心配な場合は、「書きかけだから読まないで」等と伝えれば、家族ならば盗み見はしないはずです。

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